協議会経緯

協議会設立までの経緯

平成12年 海洋深層水の取水・活用企業に向けて交流学習会・調査開始

地域振興整備公団鹿児島開発所の高野耀所長と、KAGOSHIMA熱闘会議の大坪徹相談役が出会い、海洋深層水で鹿児島の眠れる資源を掘り起こし、地域興しの起爆剤となる面白い事業が展開するのではという事で、地域作りの仲間に声を掛け勉強会をはじめました。

平成13年 1月 「鹿児島海洋深層水起業倶楽部」の設立

有志での室戸海洋深層水の視察などを行い、海洋深層水事業の可能性を確信し、起業倶楽部設立の準備会を招集したところ、KAGOSHIMA熱闘会議のメンバーに県議会議員、市町村議員、市町村職員、ゼネコン、食品会社、焼酎醸造元等、60名近くが集まり、山本求之会長を中心として「鹿児島海洋深層水起業倶楽部」がスタートしました。 設立主旨は「海洋深層水の起業化を図ることと、情報交流、学習会を開催し、地域の活性化に資する」というものでした。 2ケ月に1回程度の「学習会」を開催し、海洋深層水への知識と理解を深めていきました。 平成13年 5月には下甑村手打沖で採取分析調査を実施 平成14年 1月には「成15年5月より分水開始」を決定

平成14年 8月 「こしき海洋深層水株式会社」の誕生

学習会や視察、先進地の実績を踏まえ、早急な事業化を目指す必要があるという事で専門部を設置しました。 各部会メンバーは短期間で様々な難題に取り組み、解決し、会社設立に至りました。地域興しのためボランティアで大変な作業だったと推察されます。

  • 利活用調査部会…参加起業の把握、特許権、登録商標の調査、アンケート調査等
  • 事業計画検討部会…事業費の積算設計、取水量の決定、取水施設

取水施設について、9件の応募の中から、前田建設工業㈱、東洋建設㈱、セキスイ化学㈱とのJVで決定。安全で安価な取水施設を初めて実現し民間主導の「鹿児島方式」と呼ばれています。 平成14年 9月取水施設着工

  • 事業法人設立準備会…事業団経営の検討、出資企業の募集、資金調達、事業団設立、取水施設発注、施設完成、分水開始

平成14年8月8日「こしき海洋深層水株式会社」が設立されました。株主は個人・企業含めて93名となりました。 地域おこしから始まった事業という事、多くの人の期待や努力を忘れない為に会社の定款には「大いなる可能性を秘める海洋深層水を素材とした商品開発を行い、産・学・官・民のそれぞれが協力し合い、地域環境浄化と健康な生活環境の確立を使命として企業活動を展開する。その発展により地域おこしを図り、その成果としてそれぞれが利益を共有する。」と記述されています。

平成15年 6月 鹿児島海洋深層水協議会設立

鹿児島海洋深層水起業倶楽部は、「こしき海洋深層水株式会社」の設立とともにその使命を果たしました。 しかしながら、取水施設が甑島以外にも設置される可能性もあり、海洋深層水を利用した商品の信頼性を高めるためにも、鹿児島における海洋深層水産業の健全な育成を図る組織が是非必要だという結論に達し、組織検討委員会を設置しました。 第一回目の委員会を平成15年2月24日に開催、4月21日まで計4回の会合ののち、組織の目的、活動内容、組織体制、役員、会費等を盛りこんだ規約案を作成、また、商品の信頼性を高め維持する為、ブランドマークを募集し、認定委員会を設置、認定委員を選出するなど設立総会に向けての提案事項を検討しました。 平成15年6月20日、起業倶楽部の臨時総会を開催し、起業倶楽部の廃止と鹿児島海洋深層水協議会の設立を決定しました。 規約第2条で、「協議会は、会員相互の協調のもとに、鹿児島県など関係行政機関と連携し、鹿児島県における海洋深層水産業の健全な育成と、地域の発展に資することを目的とする。」と定めています。

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